活動・業績報告

アイルランガ大学の兼任教授に着任しました

香川雅春副所長・准教授が、2021年1月からインドネシアにあるアイルランガ大学(Universitas Airlangga)の公衆衛生学部(Faculty of Public Health)の兼任教授(Adjunct Professor)に着任しました。

アイルランガ大学はインドネシアで5本の指に入り、長い歴史を持つ大学の1つです。1851年に設立された医学学校をルーツを持ち、1954年にインドネシア共和国初代大統領であるスカルノ大統領によって設立されました。大学名は1019年に東ジャワを統治したことで有名なプラブ・アイルランガ王の名前にちなんでいます。アイルランガ大学の校章はガルーダという神話上の鳥で、知識と文明に専念するという大学の精神を表しています。

アイルランガ大学は、6つのキャンパスに15の学部と1つの大学院を持ち、44の学士課程、46の修士課程、46の博士課程プログラム等に約40,000人の学生と約1500人の教職員を擁する総合大学です。アイルランガ大学はインドネシア国内でトップレベルの教育研究活動を行っており、法学部系はインドネシア国内で2位、商・経済学部系や医学部では3位にランクインしています。また、国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)に対しても積極的に取り組んでおり、2021年のTimes Higher Education (THE)世界大学ランキング(World University Ranking)から、SDGsに対する取り組みや効果を評価するImpact Rankingで301-400位台の高い評価を得ています。

UNAIR website: https://www.unair.ac.id/

THE Ranking website:
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/airlangga-university

香川雅春准教授の兼任教授着任により、本学との教育研究活動の活性化や教員や学生間での交流が行われ、日本とインドネシア間の交流が深まることが期待されます。