活動・業績報告

南アフリカの食文化とラグビー代表選手の体格に関する特別講義が開催されました

11月12日(火)に、南アフリカのNorth-West University Potchefstroomから、スポーツ医学・スポーツ科学がご専門のProf. Hans de Ridderが来日されました。North-West Universityは、2026年のTIMES大学世界ランキングで801-1,000位、南アフリカでは8位にランクされている大学です。Prof. de Ridderはスポーツ医学・スポーツ科学がご専門で、特にラグビー競技における脳震盪など怪我の予防に向けた研究を続けられています。Prof. Hansは、健康・スポーツ医科学領域における国際的な身体計測基準の制定と人材育成を推進しているThe International Society for the Advancement of Kinanthropometry (ISAK)から、世界中の計測技師の計測値の基準となるレベル4(Criterion)の資格を有しており、同じレベル4である香川雅春副所長・教授と25年に亘る交友関係から、この度の来日と本学の訪問が実現しました。

今回の特別講義では、「Exploring Its Rich Food Culture, Sport Science, and Rugby Giants

(南アフリカに注目して:豊かな食文化とスポーツ科学、そしてラグビーの巨人たち)」と題して南アフリカの食文化とラグビーにおける選手の身体サイズの変化、そしてそれに伴う身体作りと怪我との関係についてご講義をいただけました。講義には栄養科学研究所の香川雅春副所長・教授が担当している「共通特論ⅩⅥ(栄養学の背景に関する英語による講義)」の履修生や本学教員が参加しました。講義後には複数の質問が出され、南アフリカの食文化やラグビー南アフリカ代表チームに対する指導内容など、普段耳にする機会のない話を聞くことができました。

< 一覧に戻る