活動・業績報告

カーティン大学(オーストラリア)ビンズ教授による特別講演を開催しました

本学の客員教授でもあるカーティン大学(オーストラリア・パース)のコリン・ビンズ教授(Prof. Colin Binns)が帝京大学で開催された第48回アジア・太平洋地区公衆衛生学校連合体(Asia-Pacific Consortium for Public Health: APACPH)学術大会にご出席されるために来日され、学会終了後の2016年9月20日に本学で教員・学生を対象とした特別講義をしてくださいました。

「Why the world needs more public health nutrition」と題された講義では、これまでの世界における健康状態の向上には医学の進歩に加えて栄養状態の改善が大きく貢献していること、全ての人々が健康になるための栄養学の重要性と従事者が向き合わなければならない困難、現代における健康課題、そして胎生期や乳児期の栄養状態の重要性、特に授乳の重要性など、公衆衛生という幅広い視点から栄養学による人々の健康への貢献についてご講義を頂きました。質疑応答の時間には数多くの質問や意見交換があり、多くの教員や学生が改めて栄養学の重要性につい て学びました。