活動・業績報告

マレーシアから研究者が来校 国際交流セミナーを開催しました

マレーシアにあるマレーシア国民大学(Universitas Kebangsaan Malaysia:UKM)およびUniversity of Nottingham Malaysia(イギリスのUniversity of Nottinghamのマレーシア分校)から、計5名の研究者が2022年12月12-14日の期間に本学を訪問されました。これは、香川雅春副所長・准教授がUKMの研究者と15年以上に亘る研究活動と交友関係によって実現しました。12日には駒込キャンパスにある栄養クリニックと専門学校、13日には坂戸キャンパスにある大学内の施設見学を行いました。また、今後の包括的学術提携の了解覚書(Memorandum of Agreement:MoU)を見越して、本学園の国際交流センター会議の委員の前で、UKMの大学紹介をしていただきました。そして、「Nutrition Research at UKM: Past & Present initiatives」と題した国際交流セミナーを開催しました。本学からは副学長であり、栄養科学研究所所長である香川靖雄教授がマレーシアにおける健康リスクについて紹介されました。そしてUKMからは当初来日予定だったProf. Bee Koon Pohがオンラインで、そしてAssoc. Prof. Jyh Eiin WongとDr. See Meng Limがそれぞれこれまで実施されてきた研究内容と今後行っていく予定の研究についてお話をしていただきました。

▲栄養クリニック訪問

▲専門学校訪問

▲Prof. Pohによるオンラインでの講演

▲Assoc. Prof. Wongによる講演

▲Dr. Limによる講演

また、14日にはDr. Limを中心としてProf. PohとAssoc. Prof. Wong、そして香川副所長・准教授は現在昆虫食に関する国際共同研究を行っていることから、コオロギの養殖を行っている企業を訪問して施設見学も行いました。

▲養殖されたコオロギを使った商品

「昆虫の食用利用に対する若年成人の意識と価値観について: 日本とマレーシアの比較調査」と題したこの共同研究は18-30歳の日本人とマレーシア人を対象に現在も継続しています。
ご協力いただける方は下記URLあるいはQRコードから、調査の説明サイトをご訪問ください。
URL: https://www.eiyo.ac.jp/ions/activity/seminar/malaysia/insect/