マレーシア国立大学からBee Koon Poh教授を受入
2023.6.5-16
マレーシア国立大学(Universiti Kebangsaan Malaysia)の健康科学学部から、Professor Dr. Bee Koon Pohを6月5日~16日まで本研究所で受入れました。6月9日には受入れ先の香川雅春副所長・准教授の企画で本学学生に対して特別講義が行なわれました。
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マレーシア国立大学(マレーシア)から大学院生の短期受入
2015.5.19-6.12
マレーシアにあるマレーシア国民大学(Universiti Kebangsaan Malaysia: UKM)の博士課程(栄養学)に在籍して、Physical Activity and Energy Metabolism Group (PAEM研究グループ)のメンバーとしてマレーシアに住む子どもの食生活や体組成、そしてボディ・イメージについて研究を行っているMiss Ang Yeow Nyinさんを2015年5月19日から6月12日の期間に受け入れました。この受け入れは栄養科学研究所の香川雅春副所長・准教授が2014年からAngさんの研究指導に外部指導教官として関わっていることから実現しました。
Angさんは滞在中に卒業論文からまとめた学術論文の投稿準備を進める事を主な目的としつつ、同じ時期に栄養科学研究所で受け入れを行っていたQUT学部生のKaitlinさんと共に本学の学生と国際交流を行う機会や、本学の講義への参加、施設見学を行いました。
また彼女たち二人の研究所での受入れは本学が発行している学園誌「香窓」2015年「69号」夏号にも取り上げられました。香窓は在学生保護者や卒業生を対象に、学生・生徒を含む学園全体の動きを最新情報とともにわかりやすく伝える事を目的に、香川栄養学園が年2回、35,000部刊行している情報誌です。
写真は本学学園祭「若葉祭」で茶道を体験するAngさん(右)とKaitlinさん(左)
クイーンズランド工科大学(オーストラリア)から学部生の短期受入
2015.5.18-6.5
オーストラリア・ブリスベンにあり、本学が学実提携を結んでいるクイーンズランド工科大学(QUT)の学部生であるMiss. Kaitlin Brennanさんを2015年5月18日から6月5日の約3週間に渡り、栄養科学研究所の香川雅春副所長・准教授が受け入れました。KaitlinさんはQUTでは運動と栄養学部(School of Exercise and Nutrition Sciences)の管理栄養士養成課程に在籍しており、今回の来日は卒業プロジェクトとして近年発表された新しいボディ・イメージ尺度であるThe Body Appreciation Scale (BAS)を用いた日本人とオーストラリア人の大学生におけるボディ・イメージと摂食行動異常、そして自尊感情との関連性の検証と、各群における食リテラシーについての比較調査を目的としていました。
残念ながら食リテラシーのためのインタビュー調査は十分な被験者に対して実施することはできませんでしたが、約200名の学生に対するアンケート調査を実施することができ、オーストラリアの大学生と比較を行うだけの十分なデータを滞在中に集めることができました。また、滞在中に開催されたマレーシアの研究者との国際交流シンポジウムではオーストラリアとQUTについての紹介プレゼンテーションを行い、三カ国の教育研究機関の交流が図られました。
マヒドン大学(タイ国)から大学院生を短期受入
2013.4.26-5.10
本学が2012年に学術提携したマヒドン大学の公衆衛生学博士課程(Doctor of Public Health: Dr.PH)に在籍するMiss. Suchada Japakasetrさんを、香川雅春栄養科学研究所専任講師の指導の下2013年4月26日から5月10日まで受け入れました。Suchadaさんは「早産児の退院後の栄養プログラム」について研究されており、滞在中は本学を拠点に昭和大学、愛育病院、国立健康・栄養研究所、早稲田大学、順天堂大学を訪問し、妊産婦ケア、新生児特定集中治療室(NICU)や継続保育室(GCU)、出産後のフォローアップの現場等を見学されました。また、日本の早産児の出産状況とその要因、成人病胎生期発症説(DOHaD)につき本学大学院の福岡秀興先生を始め、先生にご紹介頂いた専門の先生方や現場スタッフの方々から勉強されました。学内では科学専攻や保健養護専攻での聴講や調理実習室の見学により本学の栄養士・管理栄養士、養護教諭の養成システムを学ばれ、専門学校、栄養クリニック、プランタン、サムシングなども見学されました。一方Suchadaさんからは、タイの学校保健やご自身の研究テーマを学部生・大学院生に対して発表して学生と交流を深めていただくと共に、マヒドン大学と本学の学術提携と香川栄養学園創立80周年を記念するパネルを頂戴するなど、学術提携後最初の国際交流活動は充実した内容で終了しました。